最初から大型開発にしない。
AI開発・PoCは、顧問や実装伴走で見えた課題を、必要な範囲だけ開発するためのサービスです。要件が曖昧なままアプリやシステムを作ると、使われない機能、扱えないデータ、責任範囲の曖昧さが残ります。
そのためKAKUKATAは、対象者、利用場面、入力データ、成功指標、閲覧範囲を絞ってから、90日で試す設計を推奨します。
このページの結論
開発は目的ではなく、検証手段です。AI顧問や実装伴走で見えた課題だけを、PoCとして小さく試し、本番化するかを判断します。
PoCに進む前に確認すること
対象業務何の仕事を変えるのか。相談、研修、商談、問い合わせ、台帳など。
対象者誰が使うのか。社長、社員、受講者、加盟店、顧客など。
データ何を入力し、何をAIに入れてよいのか。個人情報や機密情報の有無。
成功指標何が起きたら成功か。回答率、処理時間、反応ログ、次アクション数など。
人の確認どこを人が見るか。外部送信、専門判断、評価、個人情報を含む回答。
本番化条件何が分かれば継続・拡張するか。利用者数、運用負荷、改善余地。
90日PoCの流れ
1-2週目PoC設計
対象業務、対象者、データ、成功指標、閲覧範囲を決める。
3-4週目初期プロトタイプ
画面案、問いリスト、AIワークフロー、運用手順を作る。
5-8週目限定利用
少人数または限定範囲で使い、利用ログ、回答傾向、改善点を集める。
9-12週目改善と判断
改善版、月次レポート、本番化または終了の判断材料を残す。
価格レンジ
| メニュー | 価格目安 | 内容 |
|---|---|---|
| PoC設計のみ | 30万円から | 対象業務、利用者、データ、成功指標、見積条件を整理する |
| 90日ミニマムPoC | 75万円から | 限定範囲で使える初期プロトタイプと月次レポートを作る |
| 90日標準PoC | 120万円から | 利用テスト、改善版、本番化判断まで含める |
| 本番化 | 個別見積 | 利用者数、連携、保守、データ管理、運用体制により別途設計する |
この価格は仮説です。顧客に提示する前に、対象業務、利用人数、データ扱い、開発範囲、専門家確認の必要性を見て調整します。
事例候補: 研修サポートAI
研修後の学びが日常の行動に戻りにくい。この課題に対して、研修後の問いかけ、受講者向け説明文、回答整理、つまずきと行動変化の傾向レポートを作る。
| 作るもの | 意味 |
|---|---|
| 研修後の問いかけ | 3日後、1週間後、1か月後に振り返りを促す |
| 受講者向け説明文 | 評価や監視ではなく、学びを日常へ戻す目的を伝える |
| 回答整理 | つまずき、行動変化、次回研修テーマをまとめる |
| 月次レポート | 回答率、傾向、改善案、本番化判断を残す |
成功指標
- 回答率
- 受講者の自己振り返り数
- 研修内容を日常で使った具体例
- 次回研修で扱うべきつまずきの発見
研修サポートAIは、受講者を評価・査定・監視するものではありません。回答閲覧範囲、同意文、個人情報とセンシティブな回答の扱いを開始前に確認します。
含まないもの
| 含まないもの | 理由 |
|---|---|
| 要件未定の大型開発 | 使う人、業務、成功指標が曖昧なままでは失敗しやすい |
| 無制限の仕様変更 | PoCは検証範囲を絞ることで成立する |
| 本番運用保証 | PoC段階では、本番化に必要な体制や保守は別途判断する |
| 顧客のデータ整備の全面肩代わり | 入力データの品質と提供責任は顧客側にも残る |
| 専門判断の代行 | 法務、税務、労務、相続、評価などは専門家確認が必要 |
開発の前に、検証する範囲を決めましょう。
AI開発・PoCは、顧問や実装伴走で課題が見えた後に進めるのが基本です。対象業務が曖昧な場合は、AI顧問またはAI実装伴走から始めます。
初回に確認すること
- 対象業務
- 利用者
- 入力データ
- 個人情報や機密情報
- 成功指標
- 本番化判断の基準