実用ガイド / AI活用・業務効率化

ペーパーレス化の手順|社内の紙を減らす現実的な進め方

社内の紙を減らすペーパーレス化の手順を解説。対象となる書類の洗い出し、電子化の方法、法律上の注意、段階的な移行、残す紙の管理を整理します。

最初から読む
ペーパーレス化の手順|社内の紙を減らす現実的な進め方
カテゴリAI活用・業務効率化
読了時間5 min read
更新日2026/9/22
QUICK ANSWER

先に結論

社内の紙を減らすペーパーレス化の手順を解説。対象となる書類の洗い出し、電子化の方法、法律上の注意、段階的な移行、残す紙の管理を整理します。

ペーパーレス化は「全部の紙をなくす」ことではなく、「デジタル化できるものをデジタルにし、残る紙を管理する」ことです。まず対象を洗い出し、法律上の要件を確認し、段階的に移行します。

この記事でわかること:

  • ペーパーレス化できる書類と残る書類
  • 電子化の方法
  • 法律上の注意点
  • 段階的な移行の手順

想定読者: 社内の紙を減らしたい総務・経理・経営者。


デジタル化できる書類と残る書類

デジタル化できる

  • 社内の通知・回覧・報告書
  • 会議資料・議事録
  • 申請・承認書類(経費・休暇等)
  • 受領する請求書・納品書(スキャンで保存)
  • 名刺・資料

残る・注意が必要

  • 法律で原本保管が必要な書類(一部の契約・証憑等)
  • 相手が紙で送ってくる書類
  • 署名・捺印が必要な特定の書類

電子化の方法

  • 新規に発生するもの:最初からデジタルで作る(電子契約・電子フォーム等)
  • 既存の紙:スキャンしてPDF化、またはAI-OCRでデータ化(AI-OCR導入参照)
  • 受領した紙:スキャンして保存し、原本は要件を確認して廃棄または保管

法律上の注意点

  • 電子帳簿保存法:領収書・請求書等の電子保存には要件があります
  • 契約書:電子契約は有効ですが、一部書面が必要なものがあります(電子契約参照)
  • 保管期間:税法・会社法等で定められた期間は、電子でも保存義務があります

段階的な移行の手順

  1. 現状の棚卸し:どんな紙が、どのくらいあるか
  2. 優先順位:毎日使う・大量にある・探す手間が大きいものから
  3. ルールを決める:「新規はデジタル」「過去は徐々に」等
  4. 場所を決める:デジタル化したものの保存・検索場所
  5. 残る紙の管理:紙が必要なものの保管方法を決める

よくある質問

Q1: 全部の紙をなくせますか?

法律上原本が必要なもの、相手が紙で送るものは残ります。目標は「減らす」であって「ゼロにする」ではありません。

Q2: スキャンの費用は?

自分でスキャンするか、スキャン代行サービスがあります。量に応じて判断します。

Q3: 紙のまま残した方がいいものは?

法的に原本が必要なもの、物理的な証拠が必要なもの、相手が紙を要求するものです。

Q4: 過去の書類も全部スキャンすべきですか?

全部は現実的ではありません。「今後使う・法律で保存が必要」なものに絞ります。

関連記事

KAKUKATAからのお知らせ

ペーパーレス化の対象整理から、電子化と保管の設計まで一緒に進められます。

壁打ちを予約する 相談できる領域を見る

型を手に入れる。あるいは、共に超える。