先に結論
NAP(Name・Address・Phone)の一致はMEOとAI検索の基礎です。GBP・公式サイト・SNS・名簿サイトの表記を揃えるチェック手順、よくある不一致パターン、修正の優先順位を解説します。
NAPとは、Name(名前)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字で、これらが各媒体で一致していることが地図検索とAI検索の信頼の土台です。表記揺れは「別の店かもしれない」という迷いを生み、検索エンジンとAIの認識を分散させます。
この記事でわかること:
- NAPが一致すべき理由
- チェックする場所の一覧
- よくある不一致パターン
- 修正の優先順位
想定読者: GBP・サイト・SNSなど複数媒体を持つ事業者。
なぜ一致が必要か
人が「この店は公式サイトと同じ店だ」と判断できること。検索エンジンとAIが「これらは同一の事業者だ」と統合できること。この2つが目的です。
表記がバラバラだと、検索エンジンは情報を同一企業として束ねられず、AIはどれが正しいか判断を誤ります。読者も「本当にここ?」と迷い、問い合わせが止まります。
チェックする場所
- Googleビジネスプロフィール
- 公式サイト(会社概要・フッター・お問い合わせページ)
- Facebook・Instagram・LinkedIn等のプロフィール
- 業界団体・名簿サイト・口コミサイト
- 名刺・パンフレット・請求書(紙・PDFも含む)
- 登記・許認可の届出情報
よくある不一致パターン
- 「株式会社○○」と「○○」の表記が混在
- 住所の「1-2-3」と「1丁目2番3号」の違い
- ビル名・階数の有無が媒体ごとに違う
- 代表番号・直通・携帯の使い分けが混ざっている
- 移転・改名後に旧情報が残っている
- 全角・半角、ハイフンの有無の揺れ
修正の優先順位
- 公式サイトとGBPを揃える(正本を先に決める)
- 問い合わせが来る媒体(電話・フォーム)を優先
- その他の媒体を順に修正
- 旧情報のページが残っている場合は削除・更新依頼
全てを一字一句同じにできない媒体もあります。その場合は「別店と誤認しない」ことを基準に、可能な範囲で揃えます。
よくある質問
Q1: 完全一致じゃないとだめですか?
完全一致が理想ですが、人が見て同じ事業者と分かることが基準です。機械的な一致より、誤認がないことを優先します。
Q2: 電話番号を複数持っている場合は?
地図に載せる番号を1つ決め、サイトの問い合わせ案内と揃えます。分散していると受け漏れの原因になります。
Q3: 移転したのですが旧住所が残っています。
まずGBPと公式サイトを直し、その後で名簿サイト等の旧情報を修正・削除依頼します。
Q4: 屋号と法人名が違います。
対外的に使う名前を1つ決めて主要媒体を揃えます。会社概要に法人名と屋号の両方を書くと誤認を防げます。
関連記事
KAKUKATAからのお知らせ
複数媒体の表記揺れの棚卸しから、修正の優先順位まで一緒に整理できます。
